剥離フィルムをはがした後の粘着層
粘着ルーフィングの剥離フィルムを剥がし、粘着面が露出したままの状態にするとどうなると思いますか?
粘着力が徐々に低下するのは分かるけど、どのくらいかは分からないなぁ・・・
剥離フィルムを剥がして、直射日光下だと夏ではたった10分間放置するだけで、粘着力は低下するんじゃ。だから、10分間放置したルーフィングを指で押さえても、持ち上がらなくなるぞよ。
粘着面のタック(粘着面のべたつき)を「剥離フィルム有り」「剥離フィルム無し」で計測した結果は下記の通りじゃ。(初期を『5』とし、タックが完全に消失した場合に『0』と表記)
【剝離フィルムの有無と粘着力】
剥離フィルムを剥がすと太陽光や空気にさらされ、粘着性が低下してしまうんじゃ。
じゃから、剥離フィルムを剥がしたらなるべく早い段階でルーフィングを張ることが肝心じゃ!!
万が一、粘着面が露出して、張付けまでに時間が空く場合には、不要になった剥離フィルム等で日光を遮断するんじゃぞ。
この際、剥離フィルムの離型面が粘着層側になるようにしないと、剥がれなくなるぞよ。