繊維くずリサイクルプロジェクトのご案内
日新工業は、創業以来強いリサイクル意識に基づき、廃棄資源(古紙、古繊維)を積極活用し、再生紙を製造しています。
2022年1月 山形工場において、縫製工場等で廃棄されている繊維裁断クズ等のリサイクルに積極的に取り組むプロジェクト「繊維クズリサイクルプロジェクト」を始動しました。
現在、このプロジェクトに賛同し、ご参加頂ける企業を募集しております。(下記【本件に関する問い合わせ先】を参照)
プロジェクト参画のメリット
- 廃棄物としての排出量削減と、これに伴う一定のコスト削減
- 「SDGs」への取組みの明確化
【求めている素材と受入れが難しい素材】
求めている素材
- 綿100%の素材(白と色付き)
- ホテルリネン材(タオル、バスマット、シーツ等)
- 混合材 ポリエステル比率50%以下の素材(例)綿70%、ポリエステル30%等
- レーヨン、キュプラ、天然素材、リネン等
受入れが難しい素材
- 異物付素材(ボタン、チャック、ゴム等)
- ポリエステル100%
- 合皮
- カーテンレース等の著しく薄い素材
【本件に対する問い合わせ先】
日新工業株式会社 山形工場抄造課(しょうぞうか)
今野 和宏
TEL :023-643-0437
E-mail:kazuhiro-konno@nisshinkogyo.co.jp
住所 :山形県山形市大字南館字中河原438
【その他】
【取引にあたり】
搬送形態の検討
- ビニール袋、フレコン、ラック使用等
- 貴社において一定量「裁断クズ」をストックした上での搬送を検討することで、搬送時の二酸化炭素排出量を軽減
- 一定量ストックが難しい場合は、外の方法での搬送を検討
繊維クズの分別
- 繊維クズのみでの梱包を依頼 CAM台紙、ビニール、一般ごみ等は分別してください
素材確認とテスト
- 繊維クズを一定量提供いただき、素材の確認と裁断テスト等を山形工場で実施します
【繊維クズを使用する製品】
建築物の屋上や、一般住宅の屋根には「防水シート」が使用されています。
その防水シート(屋根下葺材)の基材(原紙)として、弊社主力製品である「カラールーフィング」や「カッパ23」 などに使用しています
【異物のない繊維クズの使用効果】
繊維クズなどの古繊維を抄紙原紙とするためには、以下の様な工程が必要です
工程削減による「CO2排出量」低減と品質安定化の為、「異物のない素材」の提供を希望しています
【プロジェクトメンバー】
2024年11月15日現在
契約順に表記