シェーンボードで色違い?
露出断熱工法で使用するウレタンフォーム断熱材「シェーンボード」

稀に「表裏がある?」「色むらが発生」と、お問い合わせ頂くことがあります。

上記写真は、実際の現場で撮影したシェーンボード敷設後の様子です。
確かに色味が異なっていて、裏表がある様に見えます。
結論から言いますと、シェーンボードに表裏という概念は存在しません! 実は両面とも同じ面材(表面の黒い紙)を使用 しております。ただ、製造の都合上、ウレタンフォームに貼り合わせる「面材」の表裏が異なっている場合があり、それで色味が違って見えてしまいます。
ポイント
接着性など品質には影響がありませんので、施工の際は表裏を気にせず施工してください!
シェーンボードこぼれ話
シェーンボードはJIS規格をはじめ、様々な試験を経て日々研究開発を進めています。
中でも、これはアスファルト防水、そして熱工法特有では?という社内試験があります。その名も「熱アス塗布試験」です。

熱工法において、シェーンボードはUSボンドAの他に、工事用アスファルトを接着剤として使用することができます。そのため、実際に約260℃に溶融したアスファルトを塗布し、反り変形や面材のシワ・膨れ、面材の接着性低下の有無などを確認しています。
シェーンボードは「両面とも」この試験をクリアしているので、安心してご使用ください。